東京都写真美術館ホールにて“輪郭線のない絵画のような美しい映像”と“ハードな物語り”を特徴とするフランス人監督 レミ・シャイエ の長編監督作2作品『カラミティ』『ロング・ウェイ・ノース 地球のてっぺん』を上映する「レミ・シャイエの世界」の開催が決定致しました。
故・高畑監督が作品を称賛された後、4年かかってようやく実現した『ロング・ウェイ・ノース』の日本公開が東京都写真美術館からスタートしたこともあり、実現した凱旋上映です。
大学卒業後社会人になるも、美術学校でデッサンを学び直し、複数の作品の絵コンテ・レイアウトを手掛ける。
2015年初監督作品『ロング・ウェイ・ノース 地球のてっぺん』を発表、同作は東京アニメアワードフェスティバルにてグランプリを受賞、境界線を廃した独特の手法で描かれるハードな物語り展開で注目を集める。
2020年新作『カラミティ』はアヌシー国際アニメーション映画祭で最高賞であるクリスタル賞を受賞している。
「ロング・ウェイ・ノース 地球のてっぺん」公開時、輪郭線のない独特な手法に感化された漫画家青木俊直さんが、主人公サーシャを描いてみたことから始まった投稿企画 #サーシャ描いてみた を前身とするユーザー参加型企画。
#サーシャ描いてみた にはプロ・アマ問わず数多くの作品が寄せられ、作品を見たフランスの制作チームが大喜びした為、新作「カラミティ」公開に際し #カラミティ描いてみた というハッシュタグにて企画が始まりました。
応募作品の中には、極小サイズやベビースターラーメンにて作成された変わり種も登場しております。
今までの応募作品はtwitterにて #サーシャ描いてみた #カラミティ描いてみた で検索してご覧いただけます。
主線を廃した独特の手法の全てが今、明かされる。
フランスから直輸入したフランス語版アートブックに日本語解説冊子をバンドルしたセットを「レミ・シャイエの世界」開催に合わせ、第2回入荷分300冊を限定販売致します。(12月下旬入荷予定)
販売場所:
オンライン Riskit Web Shop
ミュージアムショップ Nadiff x10 (東京都写真美術館2F)
¥7,480 (¥6,800+税)
・全220ページ
・ハードカバー
・245 x 275mm
・フランス語/輸入品
・22ページの日本語訳冊子付