2025/01/24
昨年リスキット配給(リスキット/チームジョイ/トムス・エンタテインメント提供)にて全国公開されたスペイン=フランスのアニメーション『ユニコーン・ウォーズ』(2022)の DVD/Blu-ray の発売が決定しました。DVD はレンタルも展開、セル版の Blu-ray には本作の原点ともいえる短編アニメーション『ユニコーン・ブラッド』(2013)も特典映像として収録予定です。
公開当初は可愛いけどグロい=“グロかわ”アニメとして認知されていた『ユニコーン・ウォーズ』ですが、「週刊文春CINEMA」2024年映画ランキングで 40 位に入るなど、分断や不寛容による紛争が絶えない現実において、今、観るべき“究極の反戦映画”としての認知が進んでいる話題の作品です。
セル版 Blu-ray&DVD:2025年4月10日(木)発売予定>
Blu-ray: 4,500円(税抜) 4,950円(税込)
品番 : ALBSB-0075 / POS 4532318419473
DVD : 3,500円(税抜) 3,850円(税込)
品番 : ALBSD-2815 / POS 4532318419466
レンタル版(DVD)は4月2日(水)より開始
イラストレーターでもあるバスケス監督は、自身の漫画をベースに短編アニメーションを制作し、その短編をベースとして長編アニメーションを開発しています。そして現在は短編『DECORADO』の長編を開発中です。
『ユニコーン・ブラッド』
原題:Unicorn Blood <2013/9分/スペイン語音声/日本語字幕>
■ 監督:アルベルト・バスケス
■ 日本語字幕翻訳:草刈かおり『オオカミの家』
『サイコノータス 忘れられたこどもたち』のバスケス監督の長編2作目にして最新作の『ユニコーン・ウォーズ』。
アルベルト・バスケス監督が生み出す、不気味さと可愛さを兼ね備えた作風が溢れ出ている本作は、『地獄の黙示録』x『バンビ』x『聖書』という企画コンセプトに、テディベアとユニコーンの最後の聖戦を、血しぶき、内臓、ドラッグ、BL、テディベアの下半身など“アブナイ表現”をたっぷり混ぜ込んで作り上げた、“究極の反戦アニメーション”。
物語の舞台は、とあるディストピア。魔法の森に住む<テディベア>と<ユニコーン>の間には、先祖代々に渡って戦いが繰り広げられていました。テディベアのアスリンは双子の兄ゴルディと軍の新兵訓練所で屈辱的な特訓の日々を過ごしていたのですが、ある日、森から帰ってこない熊の部隊を捜すため、捜索部隊に参加したアスリンたちはその森で危険な生物や無残な姿となった隊員たちを目にすることに。彼らの聖書にある「最後のユニコーンの血を飲む者は、美しく永遠の存在になる」という言葉を信じてユニコーンの生息する深い森へと進軍してくのですが、その地で巻き起こる悲惨で残酷な出来事の行く末には、とんでもない結末が待ち受けているのでした…。
2022/スペイン・フランス映画/92 分/カラー/2K/ビスタ/5.1ch/スペイン語音声/日本語字幕/PG12
原題:Unicorn Wars/翻訳:堀江真理
監督:アルベルト・バスケス
提供:リスキット/チームジョイ/トムス・エンタテインメント/配給:リスキット
© 2022 Unicorn Wars
協力:インスティトゥト・セルバンテス東京
公式 HP: unicornwars.jp